男の意地
俺の名は山勘
いつか世界を救う男だ。
俺は今、ライムの田舎村で剣術修行に励んでいる。
ライムはよそ者を嫌う風習がある。
それは昔、この街がバイルや盗賊達に襲われた事に起因しているようだ。
今の俺は愛想がいい方では無いから村人から「つまらい奴」と言われてばかりだ。
村の女の子に声をかければ、帰ってくる答えは
おばさんに話しかけても、帰ってくる答えは
青年に話しかけても、帰ってくる答えは
おじさんに話かけても、帰ってくる答えは
「つまらない奴」と言われても腹は立たないが、役たたずと言われるのは我慢がならない。
人を見かけで判断するような奴は信用しちゃいけない。
だが俺は男だ!こんな事で取り乱すような事はしない。
強い男とはそういうものだと思いながら歩いていると、ふと足元に転がっているチラシが目に入った。
【ライム村民兵隊運営委員会】
ライム村民兵隊?
そんなものがあるのだろうか?
兵隊という事は、剣術に長けた者が沢山いるやもしれぬ。
そういう団体に入れば剣術に磨きがかかるというもの。
俺はライム村民兵隊へ入団すべく、運営委員会を訪れる事にした。
ところが・・・・・・・・・・・
入隊を希望した俺に対し、ジャックは頭ごなしにお前には無理だと決め付けたのだ。
俺は憤慨し、その場でジャックに切りつけんばかりの殺気を発した。
すると、右に立っていたジャネットとかいう女から重圧にも似た殺気を感じ、俺は我に返った。
ジャネットの方を見ると大剣は立派なれど、容姿だけみたら優雅な貴族のような綺麗な女性が立たずんでいるだけだった。
俺と目が合うとジャネットはニコッと笑った。
今の殺気はジャネットのものだったのか?そうではなかったのか?
そんな事よりもなんとかしてジャックに俺を実力を見せ付けてやりたかった。
そこで俺はライム北の「2本足で歩く羊」が生息する場所までジャックを呼びつけた。
俺はジャックの目の前で、己の背丈よりもデカイ羊を次から次へとなぎ倒した。
すると、ジャックはようやく俺の力を認め、民兵隊になる事を歓迎したのだった。
俺はジャックに言った。
「人を見かけだけで判断するもんじゃない。心の目で見るのだ。」
最初から人を侮辱するような言い方をするもんじゃない。
俺は最後に言い放った。
「いいかジャック!今度侮辱したら命は無いものと思え!」
ジャックはビビっていたが、ジャネットはまるで負け犬の遠吠えを聞いているような目で俺を見ていた。
ジャネット・・・・
こいつは油断できない女だ。
いつか世界を救う男だ。
俺は今、ライムの田舎村で剣術修行に励んでいる。
ライムはよそ者を嫌う風習がある。
それは昔、この街がバイルや盗賊達に襲われた事に起因しているようだ。
今の俺は愛想がいい方では無いから村人から「つまらい奴」と言われてばかりだ。
村の女の子に声をかければ、帰ってくる答えは
おばさんに話しかけても、帰ってくる答えは
青年に話しかけても、帰ってくる答えは
おじさんに話かけても、帰ってくる答えは
「つまらない奴」と言われても腹は立たないが、役たたずと言われるのは我慢がならない。
人を見かけで判断するような奴は信用しちゃいけない。
だが俺は男だ!こんな事で取り乱すような事はしない。
強い男とはそういうものだと思いながら歩いていると、ふと足元に転がっているチラシが目に入った。
【ライム村民兵隊運営委員会】
ライム村民兵隊?
そんなものがあるのだろうか?
兵隊という事は、剣術に長けた者が沢山いるやもしれぬ。
そういう団体に入れば剣術に磨きがかかるというもの。
俺はライム村民兵隊へ入団すべく、運営委員会を訪れる事にした。
ところが・・・・・・・・・・・
入隊を希望した俺に対し、ジャックは頭ごなしにお前には無理だと決め付けたのだ。
俺は憤慨し、その場でジャックに切りつけんばかりの殺気を発した。
すると、右に立っていたジャネットとかいう女から重圧にも似た殺気を感じ、俺は我に返った。
ジャネットの方を見ると大剣は立派なれど、容姿だけみたら優雅な貴族のような綺麗な女性が立たずんでいるだけだった。
俺と目が合うとジャネットはニコッと笑った。
今の殺気はジャネットのものだったのか?そうではなかったのか?
そんな事よりもなんとかしてジャックに俺を実力を見せ付けてやりたかった。
そこで俺はライム北の「2本足で歩く羊」が生息する場所までジャックを呼びつけた。
俺はジャックの目の前で、己の背丈よりもデカイ羊を次から次へとなぎ倒した。
すると、ジャックはようやく俺の力を認め、民兵隊になる事を歓迎したのだった。
俺はジャックに言った。
「人を見かけだけで判断するもんじゃない。心の目で見るのだ。」
最初から人を侮辱するような言い方をするもんじゃない。
俺は最後に言い放った。
「いいかジャック!今度侮辱したら命は無いものと思え!」
ジャックはビビっていたが、ジャネットはまるで負け犬の遠吠えを聞いているような目で俺を見ていた。
ジャネット・・・・
こいつは油断できない女だ。
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by yamazakura12
| 2006-10-13 21:25
| 山勘物語
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Comments(0)
クールに格好良くきめたいのに、やる事なすことお粗末すぎる男の日常を垣間見るブログです
by yamazakura12
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