初心者のオーバークロック 勇気と冷静さと、そして第六感
俺の自作歴は長い。
だが、何を隠そうオーバークロックに関してはズブの素人なのだ。
なぜか?
オーバークロックという自作人(じさくびと)にとっては魅力的な必須スキルを今まで身につけなかったその理由は、
俺が超ビビリだからだ!
胸を張って言えるような事じゃないが・・・・
ソフト上の事なら、たとえばフリーソフトをインストールしたらOSがおかしくなったとかなら、再インストール等でいくらでも修復が可能だが、ハード的に壊してしまった日にはもう捨てるしかないのである。
俺は壊してしまうかもしれない気持ちに捉えられ、今までこの貧乏パソコンライフを満喫できるかもしれないオーバークロックを封印してきたのだ。
だけど、正直に言うと、やっぱりオーバークロックの世界を垣間見てみたい。
1.86GHzのCPUが3Ghzを超えて稼動したら、凄い幸福感に包まれるだろうなと想像する。
必要性なんてない、今の能力で十分だ。
だが、やはりやってみたい。
そう思い続け、ついに手を出した!
オーバークロックとはそもそも何か?
調べたわけじゃないが、製造業に携わるものとしては想像がつく。
CPUなどを構成しているのは半導体。
同じように作られても材料の違い、製造工程における微妙な仕上がりの違いで、耐高クロック性や耐電圧に固体差が現われるはずだ。
その結果、同じCPUでも性能差が生まれる。
また、限界に近い使われ方をすると、あるものは持ち、あるものは壊れてしまう。
ある程度の設計マージンを持たなければ、返品で溢れ返ってしまう。
オーバークロックとはこの設計マージンの部分を限界まで使おうとする、それはそれは恐ろしい話だ。
うまい事”当たり”を引けば、随分と高性能に使えるだろうし、”ハズレ”を引けば壊れてしまうわけだ。
俺の持ってるCore 2 Duoシリーズはこの設計マージンの部分が広いらしい。
だからと言って俺のCPUだけは特別に耐性が低いかもしれない。
この間買ったP5K-Eは自動でオーバークロック設定ができる上に、細かなオーバークロック設定も可能だ。
耐性が低くても少しくらいはオーバークロックしても大丈夫じゃないかと思った。
さあ!やってみる!
まずはノーマルにしてあるBIOSのOC設定をN.O.S(ASUS独自の自動OCシステム)で少しずつ上げてみる。
3%から初めて5%。
ここまではうまくいった。
ところが10%したらPCが立ち上がらない!!
あああああああああ!!!!!!
やばい!やばい!やばい!
慌てふためいていると自動で再起動して、BIOS設定に入った。
ふ~~~~~。今のは焦った。
この世の終わりかと思った。
どうやら5%までしかできないようだ。
設定項目は30%まであるのに、たったの5%。
5%にしてCPU-Zで確認するとCPUのクロックアップは極わずかだ。
CPUクロックは1.86Ghz → 1.96Ghz
エクスペリエンスインデックスを再実行してみたが、OC前とぜんぜん変わってない。
OC耐性低すぎるわ!
とがっかりして、ちょっと調べてみる。
すると、もしかしたらだが、メモリが足をひっぱてるかもしれない事が分かった。
というのも、DDR2-800世代のメモリは耐性が低いらしいのだ、DDR2世代の限界なのか、マージンがきつめという書き込みを見つけた。
ならば、CPUだけOCしてみようか?
と思ったもののManualで設定するなんて、それこそ未知の世界。
設定項目がなんだか宇宙語も見ているみたいだ。
ほうぼう調べまくってなんとか、メモリとグラボは据え置きでCPUだけOCする設定をした。
最初FSBを1ずつあげるなんてちまちまやってたが、だんだんめんどくさくなり、333Mhzまで一気に上げてみた。
CPUは2.3Ghzまで上昇している。
これじゃ危険じゃないのかとハラハラしたが、ベンチマークをとってみても、負荷をかけてみても安定していて、落ちる気配がない。
CPUのマージンが広いのはどうやら本当らしい。
そうなるとさらに上をめざせ!
OC上級者ならそう思うかもしれないが、俺はOCに関しては若葉マークだ。
これ以上上げておかしくなったらと思うとビビリ症が出てできなかった。
エクスペリエンスインデックスをとってみたら、
CPU 5.3 → 5.9
メモリ 5.4 → 6.0
メモリの周波数を上げていないのだが、なぜかメモリの数値も良くなった。
気になるのはCPU温度だ。
30℃から35℃で推移していたのに、OCしたら40℃から45℃で推移するようになった。
高負荷時こそ55℃付近までしか上がらないから大丈夫だとは思うが、やはり不安要素だろう。
OCを試した5号機は本来、省電力、省発熱なテレビ用パソコンとして作成したものだ。
実験が終わったら、ノーマルに戻しておくことにしよう。
しばらくは向上した能力を
見せてもらうか!連邦のモビルスーツの実力やらを!
とかいいながら観察してみる事にしよう。
にほんブログ村
だが、何を隠そうオーバークロックに関してはズブの素人なのだ。
なぜか?
オーバークロックという自作人(じさくびと)にとっては魅力的な必須スキルを今まで身につけなかったその理由は、
俺が超ビビリだからだ!
胸を張って言えるような事じゃないが・・・・
ソフト上の事なら、たとえばフリーソフトをインストールしたらOSがおかしくなったとかなら、再インストール等でいくらでも修復が可能だが、ハード的に壊してしまった日にはもう捨てるしかないのである。
俺は壊してしまうかもしれない気持ちに捉えられ、今までこの貧乏パソコンライフを満喫できるかもしれないオーバークロックを封印してきたのだ。
だけど、正直に言うと、やっぱりオーバークロックの世界を垣間見てみたい。
1.86GHzのCPUが3Ghzを超えて稼動したら、凄い幸福感に包まれるだろうなと想像する。
必要性なんてない、今の能力で十分だ。
だが、やはりやってみたい。
そう思い続け、ついに手を出した!
オーバークロックとはそもそも何か?
調べたわけじゃないが、製造業に携わるものとしては想像がつく。
CPUなどを構成しているのは半導体。
同じように作られても材料の違い、製造工程における微妙な仕上がりの違いで、耐高クロック性や耐電圧に固体差が現われるはずだ。
その結果、同じCPUでも性能差が生まれる。
また、限界に近い使われ方をすると、あるものは持ち、あるものは壊れてしまう。
ある程度の設計マージンを持たなければ、返品で溢れ返ってしまう。
オーバークロックとはこの設計マージンの部分を限界まで使おうとする、それはそれは恐ろしい話だ。
うまい事”当たり”を引けば、随分と高性能に使えるだろうし、”ハズレ”を引けば壊れてしまうわけだ。
俺の持ってるCore 2 Duoシリーズはこの設計マージンの部分が広いらしい。
だからと言って俺のCPUだけは特別に耐性が低いかもしれない。
この間買ったP5K-Eは自動でオーバークロック設定ができる上に、細かなオーバークロック設定も可能だ。
耐性が低くても少しくらいはオーバークロックしても大丈夫じゃないかと思った。
さあ!やってみる!
まずはノーマルにしてあるBIOSのOC設定をN.O.S(ASUS独自の自動OCシステム)で少しずつ上げてみる。
3%から初めて5%。
ここまではうまくいった。
ところが10%したらPCが立ち上がらない!!
あああああああああ!!!!!!
やばい!やばい!やばい!
慌てふためいていると自動で再起動して、BIOS設定に入った。
ふ~~~~~。今のは焦った。
この世の終わりかと思った。
どうやら5%までしかできないようだ。
設定項目は30%まであるのに、たったの5%。
5%にしてCPU-Zで確認するとCPUのクロックアップは極わずかだ。
CPUクロックは1.86Ghz → 1.96Ghz
エクスペリエンスインデックスを再実行してみたが、OC前とぜんぜん変わってない。
OC耐性低すぎるわ!
とがっかりして、ちょっと調べてみる。
すると、もしかしたらだが、メモリが足をひっぱてるかもしれない事が分かった。
というのも、DDR2-800世代のメモリは耐性が低いらしいのだ、DDR2世代の限界なのか、マージンがきつめという書き込みを見つけた。
ならば、CPUだけOCしてみようか?
と思ったもののManualで設定するなんて、それこそ未知の世界。
設定項目がなんだか宇宙語も見ているみたいだ。
ほうぼう調べまくってなんとか、メモリとグラボは据え置きでCPUだけOCする設定をした。
最初FSBを1ずつあげるなんてちまちまやってたが、だんだんめんどくさくなり、333Mhzまで一気に上げてみた。
CPUは2.3Ghzまで上昇している。
これじゃ危険じゃないのかとハラハラしたが、ベンチマークをとってみても、負荷をかけてみても安定していて、落ちる気配がない。
CPUのマージンが広いのはどうやら本当らしい。
そうなるとさらに上をめざせ!
OC上級者ならそう思うかもしれないが、俺はOCに関しては若葉マークだ。
これ以上上げておかしくなったらと思うとビビリ症が出てできなかった。
エクスペリエンスインデックスをとってみたら、
CPU 5.3 → 5.9
メモリ 5.4 → 6.0
メモリの周波数を上げていないのだが、なぜかメモリの数値も良くなった。
気になるのはCPU温度だ。
30℃から35℃で推移していたのに、OCしたら40℃から45℃で推移するようになった。
高負荷時こそ55℃付近までしか上がらないから大丈夫だとは思うが、やはり不安要素だろう。
OCを試した5号機は本来、省電力、省発熱なテレビ用パソコンとして作成したものだ。
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by yamazakura12
| 2013-02-26 21:03
| 自作PC
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